塗りつぶしとグラデーションについて
今回は、『塗りつぶし』についての学習です。
もちろん、「グラデーション」についてもくわしく解説しています。
ペイントソフトでよく使う機能なので、この機会におぼえてくださいね。
それではさっそく、はじめましょう!
Sketchbookのバージョンが新しくなったため、このサイトで解説している内容や画像が現在のバーションと若干異なります。
新バージョンの基本操作に関しては、旧バージョンと大きな変化は今のところ確認されていません(新規で追加された機能を除く)。
Sketchbookに関する操作など、
参考やヒントの情報としてご利用いただければ幸いです。
塗りつぶし
画面上のメニュー、左から6番目にあるのが「塗りつぶし」です。
広い面を一気に塗るときなどに使います。
また、グラデーションもできる便利な機能です。
では、参考画像を使って塗りつぶしについて説明していきます。
まず、簡単な丸を描いて、塗りつぶしを押します。
塗りつぶしを押すとメニューが表示されます。
きれいに塗りつぶすために、「許容値」は少し大きめに設定するといいでしょう。
レイヤは「1つのレイヤをサンプリング」に設定します。
1番左側の「ソリッド」を選択してから、さきほど描いた丸の中をペンで押すと、参考画像のような塗りつぶしができます。
「許容値」の設定が低いと、きれいに塗りつぶすことができず、線が残ってしまうことがあります。
描いている絵によっても塗りつぶす状態は変わるので、作成している絵に合わせて許容値の設定をするといいでしょう。
グラデーション(リニア)
今度は先ほど描いた丸の中に、グラデーションをつけていきます。
左から2番目にある「リニア」を選択してください。
リニアは水平と垂直方向にグラデーションをする機能です。
まず、グラデーションをつけたい丸の中を押すと、色を調整する線が表示されます。
線についている「〇」は、幅や角度の調整、色の変更に使用するものです。
グラデーションの色変更
グラデーションの色は、簡単に変えることができます。
※パレットの仕様が変更され、上部メニューにあった「copic」は無くなりました。
ただし、カラーホイールから色の選択は可能なので、基本的な操作は大きく変わりません。
1 グラデーションを調整する線についた「〇」を押します。
2 ダブルパックの下にある丸い色の部分を押します。
3 カラーホイールが表示されたら、好みの色を選びます
色の変更はこれで完了です。
グラデーションの拡大・縮小・移動
グラデーションを調整する線は、拡大・縮小・移動が可能です。
調整する線の「端にある〇」のどちらかを支点にして動かします。
グラデーションの色の追加
絵に細かなグラデーションをするときに、この方法を使います。
操作はとても簡単です。
調整する線上を押すだけで「〇」が追加されます。
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参考画像は、「〇」が追加された状態のものです。
あとは、追加された「〇」の中の色を変更するだけで、細かなグラデショーンができます。
グラデーションの色の削除
グラデーションの色を減らす操作です。
線上にある「〇」を長押しし、左右どちらかに引っ張ると、「〇」がはずれます。
下記の参考画像は、「〇」を右に引っ張った状態です。
線上から「〇」が外れているのがわかります。
このように、追加も削除も簡単におこなえるので、ぜひ活用してください。
グラデーション(放射状)
放射状のグラデーションです。
左から3番目にあるのが、「放射状」です。
操作は先ほどのリニアと同じになります。
塗りつぶしとレイヤ
右から2番目にあるのが、 「1つのレイヤをサンプリング」です。
1つのレイヤをサンプリングした場合は、作業中のレイヤのみに塗りつぶしができます。
1つのレイヤをサンプリングのマークを再度押すと、「すべてのレイヤをサンプリング」に切り替わります。
指定されていないレイヤも、塗りつぶしができる機能です。
作業に合わせて、使い分けをしてください。
グラデーションと反転
1番右にあるのが、「反転」です。
グラデーションの「反転」ができる機能です。
参考画像の色を反転すると、次のように変わります。
これが、「反転」した状態です。
イラスト全体の雰囲気をみてから、「反転」を使うといいでしょう。
『Sketchbookの塗りつぶしとグラデーション』についての解説は以上です。
おつかれさまでした!
かなり使用する頻度が高い機能なので、ぜひ、おぼえてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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