Sketchbookに新たに加わった機能「追加のカスタムグラデーション」についてご紹介します。
「追加のカスタムグラデーション」は、2022年末にSketchbookの有料プラン「プレミアムバンドル」の新機能のひとつとして追加されました。
グラデーションはイラストやデザインをするうえで欠かせないもの。
「追加のカスタムグラデーション」がSketchbookに加わったことで、自身の理想に近い段階的な色の変化を実現させることが可能になりました。
それでは、実際に使用した感想も含めて、その操作方法と使い方を解説していきましょう!
Sketchbookの対応機種がiOS・iPadOSのため、この記事ではiPadをメインに解説しています。
グラデーションって何?
主に、色調や明暗などの段階的変化のことです。
階調とも言うよ
もっと分かりやすく表現すると、濃淡などが一方から他方へと漸次的(ぜんじてき)に移行していること。
漸次的とは、「しだいに」「だんだん」「じょじょに」という意味です。
【Sketchbook】追加のグラデーションの作り方
それでは早速、使い方を説明します。
基本的には、先日ご紹介した「追加のカラーハーモニー」と似ているので、気になる方は1度そちらもご覧ください。
基本的には6つの配色からグラデーションの選択が可能です。
どの配色に合わせて作成するか決まったら、ピンをタップして色相環画面に戻ります。
【グラデーション6つの配色】
色相 |
色の三要素の1つで、赤・青・緑といった色味の違いのこと。 |
彩度 |
色の三要素の1つで、鮮やかさの度合い。 |
輝度 |
ディスプレイなどの画面の明るさの度合いや、光源のまぶしさに関係する画面の見え方。 |
補色 |
色相環で正反対に位置する色の組み合わせ。 |
グレースケール |
白と黒の中間色(グレー)の濃淡を254階調で表わした配色。 黒をベースにした写真やイラストなどをきれいに印刷したいときに使うと効果的。 |
カスタムカラースケール |
CMYK以外の単色として作られた、色を視覚的にガイドする。 金・銀・パステルなど、CMYKの色を掛け合わせただけでは作れない色を表現するときに使用する。 |
【Sketchbook】カスタムグラデーションの作り方
つづいてカスタムグラデーションの作り方を解説します。
【参考】カスタムグラデーションを使うと、色に迷わず下記のようなグラデーションが簡単に作成できます。
まとめ
今回は、Sketchbookの「追加のグラデーション」について解説しました。
デザインにおいて、グラデーションは欠かせないものでよね。
グラデーションの配色1つで、デザインの雰囲気がガラッと変わりますし、おもしろいです。
グラデーション作りは地味にハマる!
ぜひ、Sketchbookの追加のグラデーションを使って、オリジナルの配色を楽しんでください!
最後までご覧くださりありがとうございました!
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