Sketchbookのブラシの使い方をおぼえよう

ブラシの使い方をおぼえようjpg

ブラシの使い方と種類

今回は、絵を描くために欠かせない「ブラシ」についての学習です。

どんなブラシがあるのか、どんな使い方ができるのか、くわしく解説していきます。

それではさっそく、はじめましょう!

Sketchbookのバージョンが新しくなったため、このサイトで解説している内容や画像が現在のバーションと若干異なります。

新バージョンの基本操作に関しては、旧バージョンと大きな変化は今のところ確認されていません(新規で追加された機能を除く)。

aki

Sketchbookに関する操作など、
参考やヒントの情報としてご利用いただければ幸いです。

もくじ

ブラシのライブラリと選び方

ブラシのエリアは、画面の左側にあります。


ブラシを選ぶには、
ブラシのエリア1番上にある、「ペン先のマーク」を押してください。

そうすると下記のような画面になり、ブラシの「ライブラリ」が表示されます。

絵を描くときに、好きなブラシを選びましょう。

ライブラリの画面を下げていくと、さらに多くのブラシがみられます。

Sketchbook ブラシのライブラリ表示

Sketchbookには、190種類以上のブラシが用意されています。

もちろん、カスタマイズも可能です。
オリジナルのブラシを作れば、ブラシの種類はさらに増えます。

Sketchbookの魅力のひとつが、このブラシの多さです。

ブラシの種類

ブラシの種類は「グループ」分けがされています。

グループは以下の通りです。

●基本 

●レガシー 

●基本テクスチャ

●Copic

●シンセティックペイント

●従来型 

●美術

●ハーフトーン

●テクスチャ

●形状

●しぶき

●グロー

●ぼかし

●デザイナー

●アーティスト

●パステル

●無色

Sketchbook ブラシ ピンでとめる

お気に入りのブラシを選択したあと、ピンのマークを押せば、グループ単位で固定されます。

ピンで固定されたブラシは優先して表示されるので、探す手間がいりません。

解除するときは、再度ピンマークを押すだけです。

ブラシの移動

ブラシのエリア内(画面左側のブラシが表示されているところ)であれば移動が可能です。

ブラシの絵を長押ししたまま上下に動かすと、移動ができます。

Sketchbook ブラシの移動方法

ブラシサイズと不透明度の変更

ブラシの「太さ」や「不透明度」は、
ブラシエリアの右側にある、スライドを動かすことで調整が可能です。

上側のスライドを上げれば、ブラシの先は太く、下げれば細くなります。

一方、下側のスライドを上げれば不透明度は高く、下げれば低くなります。

ブラシの設定

ブラシのライブラリを出したあとに「設定」ボタンを押すと、ブラシの詳細設定が可能になります。カスタマイズしたいときに使いましょう。

オリジナルのブラシを作るときに、この機能をおぼえておくと便利です。

ブラシの基本設定

「設定」ボタンを押すと、はじめに「基本」が表示されます。

基本はブラシのサイズや、不透明度の設定が可能です。

スライドボタンを動かして調整します。
先ほど説明した、ブラシのエリア右横にあるスライドと同じ操作がここでもできます。

Sketchbook ブラシ 基本設定

ブラシのカスタマイズ

「詳細」では、「筆圧」「スタンプ」「先端」「ランダム性」の設定ができます。

なお、一部詳細設定ができないブラシがあります。

●ブラシセット「レガシー」エアブラシ、マーカー、鉛筆、インクペン、硬い消しゴム、柔らかい消しゴム

●ブラシセット「Copic」全般

「リセット」はカスタマイズしたブラシを元に戻す機能です。
リセットされるまでカスタマイズされたブラシは継続されます。

ipad本体の電源を切って再起動したとしても、カスタマイズしたブラシが消えることはありません。

筆圧の設定

「筆圧」は、画面上でペンや指を押したとき、筆圧によってブラシの色や形が変わるか設定するものです。

変更する際は、メニュー画面上にプレビューが表示されるので、参考にしながら設定するといいでしょう。

スタンプの設定

「スタンプ」は、線を引いたときに、どれぐらいの間隔で描くのか、または回転させるのかを設定するところです。

設定するときは、メニュー画面上のプレビュー表示を参考にしましょう。

Sketchbook ブラシ スタンプ設定

先端の設定

「先端」は、硬さや形状・テクスチャを設定して、ブラシの形を変更します。

変わったブラシの形を作るときに使うといいでしょう。

Sketchbook ブラシ 先端の設定

先端メニュー下の「形状」と「テクスチャ」右にあるボタンを押すと「ON」の状態なり、設定が可能になります。

形状の設定

「形状」の設定をすると、ブラシの先をギザギザにしたり、丸くしたりできます。

また、種類も多いので、手書きではむずかしかった形状も再現が可能です。

形状の右にあるボタンをONにして、設定をする画面を表示させてください。


形状と書かれた文字の下にある絵を押すと、一覧が表示されるので、好みの形状を選択します。

Sketchbook ブラシ 形状の設定

形状のメニュー

表示された、形状のメニューから好みの形を選ぶだけで設定ができます。

リセットされるまで、カスタマイズしたブラシの状態は消えません。

元のブラシに戻したいときは、リセットしてください。

Sketchbook ブラシ 形状のメニュー

テクスチャの設定

個性的なデザインを作るには、このテクスチャーを利用すると簡単です。

「テクスチャ」は、スケールや明るさを変更することで、形状とは違ったブラシの形が作れます。

テクスチャの右にあるボタンをONにして、設定する画面を表示させてください。

テクスチャと書かれた文字の下にある絵を押すと、一覧が表示されます。
好みの形状を選択してください。

Sketchbook ブラシ テクスチャ

テクスチャのメニュー

「形状」同様に好みのテクスチャを選ぶだけで設定ができます。

元のブラシに戻したいときは、リセットしてください。

Sketchbook ブラシ テクスチャのメニュー

ランダム性の設定

不規則な形で線を描きたいときは、「ランダム性」の設定をするといいでしょう。

規則的な線と違い、色の濃淡や形が自動的に描かれます。

線を引くだけでも、面白いイラストが描けるでしょう。

設定するときは、ライブラリのメニュー画面上のプレビューを参考にしてください。

Sketchbook ブラシ ランダム性の設定

ブラシタイプ

ブラシタイプの変更は、メニュー画面右側の「V」を押せば、メニューが表示されます。

Sketchbook ブラシタイプの変更
Sketchbook ブラシ ブラシタイプメニュー プレビュー

ブラシタイプの一覧表が表示されたら、好みのブラシを選択します。
メニュー画面上のプレビュー表示を参考に設定してください。

『Sketchbookのブラシの使い方をおぼえよう』の解説は以上です。おつかれさまでした!

Sketchbookは、ブラシの種類が豊富です。

カスタマイズすれば、さらに増えます。
練習しながら、ぜひオリジナルのブラシを作ってください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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