ガイドと対称について
Sketchbookの人気機能といえば、今回ご紹介する『ガイドと対称』です。
描きやすさはもちろん、この『ガイドと対称』を応用すれば初心者の方でも、プロのようなデザインが簡単にできます。
今回は、この『ガイドと対称』についての解説です。
それでは、さっそくはじめましょう!
Sketchbookのバージョンが新しくなったため、このサイトで解説している内容や画像が現在のバーションと若干異なります。
新バージョンの基本操作に関しては、旧バージョンと大きな変化は今のところ確認されていません(新規で追加された機能を除く)。
![](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2022/07/17bc7a64bf873e65ffd4e6c977a74789-1-150x150.jpg)
Sketchbookに関する操作など、
参考やヒントの情報としてご利用いただければ幸いです。
ガイド(ルーラー)
画面上左から7番目にあるのが「ガイド」です。
「ガイド」は、いわゆる「定規」になります。
ガイドの良さは、簡単に線が引けるところです。
ガイドを表示した状態であれば、定規にペンを合わせなくても、
画面上の好きなところから線が引けます。
参考画像は、直線を引くときに使用する「ルーラー」を使ったものです。
![Sketchbook ガイド ルーラー](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-134.png)
![Sketchbook ガイド ルーラー](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-134.png)
ガイドの中にある、3つの定規は、簡単に移動ができますし、角度を変えることも可能です。
角度を変えるときは画面下に角度が表示されるので、参考にするといいでしょう。
ガイド(曲線ルーラー)
「曲線ルーラー」は、丸みのあるものを描くときに使うと便利です。
ルーラー同様、表示された状態であれば、好きなところから線が描けます。
![Sketchbook ガイド 曲線ルーラー](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-135.png)
![Sketchbook ガイド 曲線ルーラー](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-135.png)
曲線ルーラーには3点の〇がついています。
この〇は、曲線ルーラーの移動や角度調整、拡大、縮小をするときに使う部分です。
〇の部分を使って、簡単に形を変えることができます。
![Sketchbook ガイド 曲線ルーラー 移動方法](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-136.png)
![Sketchbook ガイド 曲線ルーラー 移動方法](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-136.png)
ガイド(楕円)
「楕円」に「曲線ルーラー」同様、「〇」がついています。
この「〇」を使って、移動や角度調整、拡大、縮小が可能です。
また、「〇」の部分を長押しすると中心線が表示されます。
変更するときに楕円の面積や回転角度が画面下に表示されるので、参考にしてください。
![Sketchbook ガイド 楕円](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-137.png)
![Sketchbook ガイド 楕円](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-137.png)
「ガイド」についての解説は以上です。
対称Y
画面上中央にあるのが「対称」です。
対称を使って絵を描くと、鏡で映したような状態で絵が描けます。
1番左側にあるのが「対称Y」です。
対称を押して、下に対称のメニューを表示させてください。
水平方向に対称の絵を描く機能になります。
![Sketchbook 対称Y](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-138.png)
![Sketchbook 対称Y](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-138.png)
対称X
左から2番目にあるのが「対称X」です。
垂直方向に対称の絵を描く機能になります。
![Sketchbook 対称X](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-139.png)
![Sketchbook 対称X](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-139.png)
放射状とセクション
左から3番目にあるのが「放射状」なります。
放射状に絵を描く機能です。
「セクション」の数字を上げると、放射状の線が増えます。
セクションにあるスライドバーを使って、数の調整をしてください。
![Sketchbook 放射状](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-140.png)
![Sketchbook 放射状](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-140.png)
中心線でストロークを延長
右から3番目にあるのが「中心線でストロークを延長」になります。
この機能を使って中心に向けて線を描くと、線が途中で止まることはありません。
![Sketchbook 中心線でストロークを延長](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-141.png)
![Sketchbook 中心線でストロークを延長](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-141.png)
中心線でストロークを停止
右から3番目のマークを再度押すと、「中心線でストロークを停止」に切り替わります。
先ほどの「中心線でストロークを延長」と違い、中心に向けて線を描くと、途中で止まる機能です。
![Sketchbook 中心線でストロークを停止](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-142.png)
![Sketchbook 中心線でストロークを停止](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-142.png)
対称線の移動と距離
対称を移動させるときは、中心にある〇で動かします。
画面の下には、中心から移動した距離が表示されるので、動かすときの参考にしてください。
![Sketchbook 対称線の移動と距離](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-143.png)
![Sketchbook 対称線の移動と距離](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-143.png)
対称線をロック
右から2番目にあるカギのマークが、「対称線をロック」です。
対称線を固定するときに使います。
対称線の中心にある〇が消えると、ロックされた状態です。
解除するときは、再び、ロックのマークを押してください。
![Sketchbook 対称線をロック](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-144.png)
![Sketchbook 対称線をロック](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-144.png)
対称線を非表示
1番右にあるのが、「対称線を非表示」です。
対称線を隠すときに使います。
![](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-145.png)
![](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-145.png)
非表示になると対称線が消えて、非表示のマークに斜線がつきます。
解除するときは、再び同じマークを押してください。
対称についての説明は以上です。
対称は一度に同じ絵が描ける便利な機能です。
使いこなせるようになれば、オリジナルのデザインを簡単に作くることも可能になるでしょう。
参考例として、『描画スタイルと対称』を組み合わせた、簡単な絵を描を描きました。
まずは『描画スタイル』について説明をします。
描画スタイル
画面上右から7番目にあるのが「描画スタイル」です。
「線分」「楕円」「四角形」の3種類線から選べます。
支点を決めて、下方向に引っ張るようにして操作してください。
![Sketchbook 描画スタイル](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-146.png)
![Sketchbook 描画スタイル](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-146.png)
描画スタイルと対称を組み合わせる
応用として、「描画スタイル」と「対称」を組み合わせた参考の絵を描いてみました。
描画スタイルと対称の組み合わせで、参考画像のような絵が簡単に描けます。
ぜひ組み合わせて描いてください。
![Sketchbook 描画スタイルと対称の組み合わせ](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-147.png)
![Sketchbook 描画スタイルと対称の組み合わせ](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2021/08/image-147.png)
『Sketchbookのガイドを使ってプロ級のデザインをしてみよう』の解説は以上です。
おつかれさまでした!
『ガイドと対称』は、Sketchbookの最大の特徴といっても過言ではない機能です。
この機能を使って、オリジナル作品をたくさん描いてください。
おもしろい絵が描けることは、間違いありません!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
![](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2022/07/186a9a5e03d2bbbb89320b5bef992ce1-300x158.jpg)
![](https://sorapaper.com/wp-content/uploads/2022/07/186a9a5e03d2bbbb89320b5bef992ce1-300x158.jpg)
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