アニメ化が決定し、世界中で話題を呼んでいるマンガ「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」。
そのコミックの累計発行部数は、2024年9月の時点で3600万部を突破しています。
連日ネットやTVでも話題になっていることから、さらに注目が集まっているようです。
それを踏まえて、アニメ版「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」をより楽しむために、コミックや考察本など、スパイファミリーの書籍に関する情報をまとめました。
ぜひチェックしてくださいね。
アニメを見る前に原作や関連書籍を読んでおけば、より面白くなることは間違いありません!
スパイファミリー 関連本 最新情報
ジャンプコミックスDIGITAL「SPY×FAMILY」14巻 2024年9月4日発売/配信
※配信日は変更になることがあります。
おすすめ度:
スパイファミリーの世界が隅々までわかるファン必見の一冊!!
SPY×FAMILY 公式ファンブック EYES ONLY (ジャンプコミックスDIGITAL)
「EYES ONLY」はジャンプコミックスDIGITALの 公式ファンブック です。
スパイファミリー 単行本
「スパイファミリー」の累計発行部数は、2024年9月の時点で、3600万部を突破!
コミックは2024年9月の時点で、14巻まで発売中です。
スパイファミリー あらしず
西国情報局対東課「WISE(ワイズ)」に所属し、もっとも腕の立つ諜報員(エージェント)「黄昏」。
彼は、東国(オスタニア)に潜入している敏腕スパイですが、ある日、東西の平和を脅かす危険人物、政治家「ドノバン・デズモンド」の動向を調査するように命じられます。
そのミッションの名は、「オペレーション<梟(ストリクス)>」。
作戦内容は、デズモンドと接触するため、標的の息子「ダミアン」が入学する名門「イーデン校」に、自分の子供を入学させるというもの。
「結婚して子供をこさえろ」
「猶予は1週間とする」
この無茶な命令を成功させるため、黄昏は精神科医「ロイド・フォージャー」となって、❝偽装家族❞を作る行動を起こすのでした。
果たしてロイドは、このむずかしい作戦を成功させることができるのでしょうか?
SPY×FAMILYの物語は、こうしてはじまります。
スパイファミリー 公式ファンブック EYES ONLY
©遠藤達哉 2022,2022/発行所 集英社
おすすめ度 |
著者 |
遠藤達哉 |
発行日 |
2022年5月2日 |
掲載誌・レーベル |
少年ジャンプ+ |
発行所 |
株式会社 集英社 |
「EYES ONLY」はジャンプコミックスDIGITALの 公式ファンブック です。
この公式ファンブックは、様々な角度から詳細にスパイファミリーのことが書かれており、読み応え十分の内容になっています。
231Pのボリューム!!
冒頭に掲載されている「カラーギャラリー」は、思わずポスターにして飾りたくなるようなカラフルで美しい作品ばかり。
また、公開されていなかったキャラクターの細かなプロフィールと背景が、遠藤先生へのQ&Aという形で掲載されていました。
少ししか登場しなかった"モブキャラ"にさえ、しっかりとした設定がされており、遠藤先生の作品に対するこだわりを感じます。
「進撃の巨人」作者:諌山創先生をはじめとする人気漫画家からの寄稿や、「今日から俺は!!」の作者:西森博之先生との対談も掲載されていました。
マンガ・アニメファンにはたまらないファンブックと言えますね。
ぜひ読んでほしい一冊です。
スパイファミリー 家族の肖像
©T.ENDO/A.YAJIMA
おすすめ度 |
著者 |
遠藤達哉/矢島綾 |
発行日 |
2021年7月31日 |
発行所 |
株式会社 集英社 |
冒頭は、すでに"偽装家族"となったフォージャー家の朝の風景からはじまります。
学校の授業で「自然教室」に行くと話をするアーニャの姿と、その話を聞くロイドとヨル。
フォージャー家の穏やかな時間をバックに、家族の経緯を解説していました。
この小説は、登場する人物のことを詳細に説明しながら物語が進んでいくので、コミックと小説、両方を読めばSPY×FAMILYの背景がより理解できます。
また、数ページごとに登場する挿絵の効果で、文字に抵抗がある人でも読んでいて疲れません。
特にMISSION1のアーニャとダミアンが主役になった自然教室の話、MISSION4の人気画家フェリックス・カーティスとフォージャー家のお話はオススメです。
超解読 SPY×FAMILY フォージャー家の調査報告書
©三才ブックス2021
おすすめ度 |
発行人 |
塩見正孝 |
発行日 |
2021年7月1日 |
発行所 |
株式会社三才ブックス |
この本は、スパイファミリーについて、さまざまな見地から分析・考察した非公式の副読本です。
特に、ロイド、ヨル、アーニャ、ボンドについて、かなり詳細に書かれています。
また、イーデン校に関係するキャラクターや、サブキャラクターについての考察もしていました。
スパイファミリーのモデルとなったであろう、政治背景や実在する機関、そしてスパイ映画やマンガ、アニメを交えた分析はおもしろいです。
ただ、文字が多めで、新聞や雑誌を読んでいるような感覚になります。
文字を読むのが苦手な方は退屈で、少し疲れてしまうかもしれません。
SPY×FAMILY 諜報機関WISE秘匿レポート
©2021 COSMIC PUBLISHING CO.,LTD.
おすすめ度 |
編集人 |
佐藤広野 |
発行日 |
2021年3月31日 |
発行所 |
株式会社コスミック出版 |
非公式の考察本です。
非公式だけあって、独自の考察をさまざまな角度から解説していました。
例えば、「アーニャは東国と西国を征服するために生み出された」という考察や、ヨルが所属するガーデンの謎にも迫っています。
また、登場人物についての解説、スパイファミリーを形作る「ワード」、用語集、初級~上級編までのクイズなども収録されているので、スパイファミリーを別の視点で楽しむことができるでしょう。
SPY×FAMILY真相究明考察本&疑似家族の秘密
©STUDIO GREEN
おすすめ度 |
著者 |
スタジオグリーン編集部 |
発行日 |
2021年6月26日 |
出版社 |
スタジオグリーン |
©2021 DIA Press
おすすめ度 |
編集兼は発行人 |
結城凛 |
発行日 |
2021年6月26日 |
発行 |
株式会社ダイアプレス |
こちらも考察本です。
実はこの2冊、タイトルは違いますが表紙からもわかるように、内容が同じです。
●真相究明考察本=電子書籍
●疑似家族の秘密=ムック本(紙)
購入する際は、ご注意ください。
本内容は、コミック5巻までのストーリーを元に編集されていました。
前半のストーリーの解説や、登場人物についてもわかりやすく説明しています。
おもしろかったのは、短いコラムが書かれており、歴代の有名なスパイ映画や暗殺者を題材としたマンガなどを紹介していたところです。
「そういえばこんな映画あったなぁ~」、「このマンガ好きだった」など思い出して、もう1度観たり、読んだりしたくなります。
個人的にうれしかったのは、コラム11に書かれていた「MIND ASSASSIN(マインドアサシン」。
1994~1995年まで、少年ジャンプ等で連載されていた、かずはじめ先生の作品です。
筆者も大好きなマンガで、ずっとハマって読んでいました。
医者という表の顔と、超能力を使った殺し屋という裏の顔を持つ主人公「奥森かずい」を中心に、患者や人々との関りを描いたサスペンスです。
ちなみ、主人公の奥森かずいはドイツ人の祖父を持つクオーターで身長192cmの美形。
そして、医者。
スパイファミリーのロイドが身長187cmでイケメンの精神科医、アーニャが超能力者、ヨルが殺し屋という点だけを見れば、スパイファミリーとマインドアサシンというマンガには、意外な共通点があるようです。
SPY×FAMILY フォージャー家諜報記録
©株式会社メディアソフト
おすすめ度 |
編集・発行人 |
荒木三郎 |
発行日 |
2021年7月10日 |
発行 |
株式会社メディアソフト |
スパイファミリーに関する考察本は多く出版されています。
筆者も現在出版されている考察本にはすべて目を通しましたが、この「フォージャー家諜報記録」が、1番わかりやすく、読みやすかったです。
コミック8巻のMISSION45までが考察されており、スパイグッズの紹介や、人物相関図、年表、名言、人物紹介など、わかりやすくまとめられていました。
SPY×FAMILYのファンだけではなく、スパイファミリーの記事を書くライターやブロガーの方にも、参考になる1冊だと言えるでしょう。
なかでも、実写版スパイファミリーのキャストを予想している記事は興味深いものでした。
ロイド役は高身長で体重が70~90kg、細身のスマートなイケメンという条件をもとに、何人かの俳優の名前をあげています。
またヨル役も、高身長で美脚、アクションができる女優ということで、こちらも数名の俳優の名を予想していました。
正直、人気コミックの実写化はむずかしく、失敗してしまうことも多いようです。
成功した作品はあまり多くありません。
個人的な意見としては、スパイファミリーの実写化は、できれば避けてほしいところです。
スパイファミリー 書籍関連まとめ
今回は、人気コミック「スパイファミリー」の書籍関連についてご紹介しました。
2022年4月9日からスタートしたアニメも大人気ですが、それを見る前に原作や考察本を読んでおくと、スパイファミリーがさらにおもしろくなるかもしれません。
ちなみに、アニメ版のスパイファミリーは改変がほとんどされておらず、原作を忠実にアニメ化しているため、アニメで流れる音声を聴きながらコミックを読むと、CDブックを聴いているようでおもしろいです。
これからも、さまざまな視点からスパイファミリーを追いかけて、その魅力をご紹介していきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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